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ノンフィクション作家:4
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ノンフィクション作家:4
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ノンフィクション作家:4
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孤児たちの城―ジョセフィン・ベーカーと囚われた13人


高山文彦
¥ 1,680 通常24時間以内に発送
★★★★

孤児たちの城―ジョセフィン...
新潮45連載中はこの作品を読むのが楽しみで ワクワクしながら読んだものだ・・・でも、3話ぐらいまで読んだ後、 そもそもその雑誌を買わなくなったので、その後の話がずーと気になっていました 連載を読んだ人でも大きく構成を変えてあるので読めると思いますが、ワクワク感はありません。自分の出生を知る事が非凡な幼児期をおくって来た物にどんな作用を与えるのか 考えさせられました。ただ、本当の事はわからない、私は当時は知らなかったけれど、 当時の新聞記事などを読んでジョセフィン・ベーカーについて少しでも関心を持った人には とても、興味深く読む事が出来るだろうと思いました。 私はあいにく彼女の事を知りませんでした、でも、文中から彼女の魂に響く歌声と、子供たちの魂の叫びが、読書中音楽として聞こえたような気がしました しかしながら高山文彦の作品としては、ちょっと物足りない、水平記や火花のように作者の心に入っていけない、もどかしさを作者も感じ読者も感じるけれど、もしかしたら 今も生きている13人を書くのだからこそ、そのもどかしさこそ作者の書きたかった事かもしれない

アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)


ヘンリー Jr.クーパー
¥ 540¥ 1
★★

アポロ13号 奇跡の生還 ...
〜前書きの時点で既に他人に下訳を頼んでいることを明らかにしている。原文は大変にプレーンな英語で、巻末にグロッサリーもちゃんとついている。アポロ計画に平均以上の興味を持つ者ならそんなに難しくもないはずなのに。しかもその下訳すらろくにチェックしてないのではと思わせるほど曖昧でいい加減な表現が点在する。こんな本を出しておきながら、その後の〜〜立花氏は「宇宙工学に造詣の深いサイエンスライター」としてテレビに出演、私の買った本(文庫化前の単行本)の帯はアポロの模型の前で誇らしげにポーズを取る立花氏なのだ。何がどうなってるんだこの人の頭の中は。原著に対する冒涜以外の何物でもない。いい加減にしろと言いたい。〜 アポロ計画に関する一般向けの本の中では技術的な記述が比較的多い本だが、そのせいかどうか事実をだらだらと垂れ流しているような印象を受けた。宇宙空間での絶対絶命の事故からの奇跡的生還、という最高にドラマティックな事件を、これほど平板に語れるのは逆に凄い。 終り方も唐突で余韻も何もなく、尻切れトンボと言っていいくらいで、もしかして抄訳かとも思ったほど。作者名よりも訳者(しかも下訳は別人)の名前が大...

甘粕大尉 (ちくま文庫)


角田房子
¥ 882 通常24時間以内に発送
★★★★★

甘粕大尉 (ちくま文庫)
「満州」というと個人的には石原 莞爾に惹かれるのだが、石原と対立した「満州の夜を支配する男」甘粕もまた充分魅力的な男だということがわかった。 角田氏は当時の関係者に丹念に取材し、一般にイメージする「主義者」大杉栄の幼い甥まで惨殺した「残虐な憲兵」というイメージを払拭する。(大杉栄の妻伊藤野枝の話は瀬戸内寂聴氏の「美は乱調にあり」が抜群に面白いので参照されたい) 恐らく軍上層部の命に従って罪をかぶったことであらわされるように骨の髄まで軍人で、天皇を頂点とする日本に命を捧げた男は、大杉一家虐殺事件を機に闇の世界に足を踏み入れる。 後半生は傀儡国家満州国の実力者として辣腕を振い、満映では経営者としても指導力を発揮。一方「趣味は国際的謀略」と称される裏の部分については謎が多くあまり記述されてはいない。 甘粕の魅力は一方で現実主義・合理主義で時には冷たい面もありながら、満州人や中国人も庇護し(あくまで主=日本、従=満州という範囲の中でだが)、北京の街路樹を伐採しようとした軍に対し「戦後日本が野蛮な国と誹(そし)られる」と主張しそれを忌避するなど、広い視野に立っていたことだろ...

責任 ラバウルの将軍今村均 (ちくま文庫)


角田房子
¥ 998 通常24時間以内に発送
★★★★★

責任 ラバウルの将軍今村均...
我が尊敬する帝国陸軍大将の今村均伝としては、ご本人の回顧録の他には土門周平氏、秋永芳郎氏、日下公人氏、そして角田房子氏が書いているが、私は角田房子氏の本書が最も好きである。(今回は敢えて古い1987年7月新潮文庫版を読んだので、本来は本書ちくま文庫版にはレビューを書かないのが私の流儀だが、本書だけは特別に投稿した。)本書の特徴は、終戦のラバウル、バタビア、マヌス、そして世田谷区豪徳寺の戦後23年の今村将軍の生き方が特に丁寧に詳述されていること、先妻銀子と後妻久子のことを詳しく触れていること、著者ご自身が今村将軍と縁ある多くの方々との面談内容を記していること、著者ご自身が今村将軍の足跡を追って現地を訪れ記述していること、これらは本書今村均伝を更に内容豊かなものにしてくれた。私が何故に今村将軍を尊敬するか。やはり真のリーダーとして完璧な人物で、圧迫・圧政が当たり前の日本軍南方施政の中で理想的な軍政を行なった唯一の司令官であること、将兵の命を粗末にせず自給自足体制を確立し、10万の兵を無事に帰国させたこと、戦後の部下が収容されるマヌス島への移送嘆願、釈放後も遺族・部下の為に日本国中奔走する...

青春漂流 (講談社文庫)


立花隆
¥ 540 通常24時間以内に発送
★★★★★

青春漂流 (講談社文庫)
いろんな分野の一流の人たちの成功までの道のりなんかが書かれていた。 精肉の人とナイフ作りの人なんかは、すでに達人の域に入っているようで、身体を精妙に使う描写が興味深かった。 できればこの本で終わりではなくて、もっと続編を書いてほしいなと思った。 ジャーナリスト立花隆さんの出世作ともいえる書籍です。 20代から30代で果敢に仕事に挑んでいる11名の若者をピックアップし丁寧に生い立ちからこれまでを取材した作品です。 立花氏は後に「20歳の頃」という作品を東京大学の学生と創りましたが、同系統に属するといえます。この「青春漂流」の中には作品から30年経過した今、各界をリードしている方もいるので、さらに今読むと面白さを増す。ソムリエの田崎真也さんも出ている。 各界の著名人も若き日に苦労し、崖っぷちに立たされたような経験をしているということを知る。大学生へ推薦したい青春書傑作です。充実した人生を送るとは何であるか?その答えの一つがこの本に書かれている。この本に登場する人物は全てその道での超一流の人たち。つまり達人。そういう人たちは、どういう人生を送っているのか。驚愕の事実が語られる。...

「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)


高山文彦
¥ 420 通常24時間以内に発送
★★★★

「少年A」14歳の肖像 (...
神戸連続児童殺傷事件の少年逮捕から一年後に発表された記事を基に書かれた本です。 少年の家族や、学校の関係者などから取材して、事件や少年の生い立ちを記してあります。 親から見た少年像、学校側から見た少年像、そして同級生との会話などが描かれてあり、その像の違いにに驚かされました。 母親が学校に「しばらくのあいだ休ませようと思います。」と告げに行った際 面会した担任教師と生活指導担当の教師は 『やっとカウンセリングを受けてくれると思い、ほっとしていた。』 と記されています。 学校側では、長い間「児童相談所でのカウンセリングが必要な生徒」と認識していたのに対し、 親は「男の子のことだからそんなに心配しなくてもいいでしょう」というかかりつけの病院の院長のアドバイスを受けて、思い悩まないようにしていた と書かれています。 伝説となっていた「教師への暴力」や「教師からの暴力」について「はそういう事実はなかった」ことを取材たうえで掲載されています。 冷静な文章で読みやすく、納得する事柄が多く記されている本でした。 事件のことや少年Aのことを知りたいと思い、情報がほしくて買ったのです...

奇跡の少女ジャンヌ・ダルク (「知の再発見」双書)


レジーヌペルヌー 塚本哲也
¥ 1,575 通常24時間以内に発送
★★★★★

奇跡の少女ジャンヌ・ダルク...
自分がジャンヌダルクに興味を持ったのは、浜崎ゆみのNew Singleであるfree&easyがジャンヌダルクを題材にしていた、ということだった。イギリス・フランス間の百年戦争の中、神の声を聞き一人立った少女が、絶望していたフランス人に希望を与えるという偉業を行動して勝ち取った。しかし、イギリス側はこの少女の存在を聞き、ジャンヌダルクが捕虜になったとき、処女裁判という理不尽な質問責めにあうが、全てにおいてすばらしく、適切に答えた。それなのに、ジャンヌダルクを嫌ったイギリス側は男性の格好をしていたという一点で火刑にした。この時代、男性の格好はたいして問題ではなかった。ジャンヌダルクは自ら処刑台に立ち・・・・・この本を読んで、無意味な権力争いはすばらしい人材を消してしまう。ということを学んだ。是非、読むべきである一冊だと思います。

閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母 (新潮文庫)


角田房子
¥ 660 通常24時間以内に発送
★★★★

閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王...
日韓関係(というか日朝関係というか)で「日本は悪くない」本が沢山出ていて、ミーハーの私も、いくつか読んだのだが、そっちばかり読んでいても仕方ないので、読んみた。1988年出版だから、いわゆる“自虐史観”華やかなりし頃。著者は朝鮮の歴史への日本の関与を倫理的に批判している。それでも、当時の朝鮮王室と政府は、政府の体をなしていなかったのが読み取れる。それが、本書の面白いところで、朝鮮の開国からの歴史のレビューをしっかりしているのだ。 歴史の評価はさておき、事実を知っておくことは大切で、そのためには、いろいろな立場の記述を読んでおく必要がある。そのために、大変勉強になった本だ。 文体も確かで、事実の重みに次第に引き込まれて行って、煩雑な記述にも関わらず、最後まで興味深く読んだ。お薦め。 小生は、学習旅行で1998年にソウルの景福宮を訪れ、ガイドにここが閔妃暗殺現場だと説明を受けたとき、背中に一筋の冷たい汗が滴り落ちた。それ以来、本書は気になる一冊であったが、今回読む機会を得た。筆者が70歳を越えて上梓した作品といわれているが、その筆力に圧倒されて一気に読んだ。 閔妃暗殺事件とは...

火花―北条民雄の生涯 (角川文庫)


高山文彦
¥ 900 通常24時間以内に発送
★★★★★

火花―北条民雄の生涯 (角...
命の初夜の北条に対して思い入れが深いと、 施設に執筆用の空間を確保してしまうなど、 施設の暗さが描かれていない部分は、どうもっくりこないが 一人のハンセン病の患者の障害を追ったという捕らえ方で本書を読むと 大変興味深く読むことが出来る。 高山文彦のフィールドワークしながらの人物記はいつもながら、対象者への深い愛情を 感じる。 北条の生家を訪ねたときに、いまだにその地方の村の人からハンセン病という事で 迫害され、隠され、誰一人、北条の存在について知らなかった事実は衝撃的にさえ 感じた。 関川夏央は『座談会 明治・大正文学史』(岩波現代文庫)の解説で、座談会がはじまった1950年代後半にあっては、「文学というものが日本の知識青年と知識壮年にとって生きる上での手がかりとなっていた、つまり文学がまだある種の『実用品』であった」と書いている。その関川が谷口ジローと組んで世に問うた「『坊っちゃん』の時代」五部作が、国家と個人の深刻な乖離が兆す時代の文学のあり様を描いた作品であったのに対して、高山文彦の『火花』は、文学が「人生の指針」であった時代の後半、大正期教養主義以降の「商品」(娯楽や癒しの...

エレクトラ―中上健次の生涯


高山文彦
¥ 2,500 通常24時間以内に発送
★★★★★

エレクトラ―中上健次の生涯
これまでも何作か評伝を読んだことがあるが、これ程に圧倒されたことはかつてなかった。 中上建次の作品も何作か読んでいるが、それらの作品がどのように生まれ、編集担当者との壮絶なやりとりの末、完成されたかを知ると、もう一度中上作品を読み直さずにはいられない。 無頼派、豪放磊落、破滅的な作家とならした中上健次も、この作品を読むと、物悲しくもあり、家族も愛した普通の男の一面も理解でき以前よりもう少し身近な存在となりえた気がする。 あの時代、あのような出自を背負い生きた男の足跡を、著者はしっかりと描き追った渾身の評伝である。中上作品を読んだことのない読者にもお奨めだ。私自身の中上健次との出会いは「地の果て 至上の時」。 そこからさかのぼって作品を読んで行く方向と、 作品をリアルタイムで読んでいく方向との2方向で付き合ってきた。 作品世界の豊饒さと読み解く順の交錯とで、より豊かさが広がったと思っている。 中上健次のあまりにも早い死は衝撃だった。 それだけに、「第11章熊野に死す」は静かで悲しかった。 レビューにもある通り、作家は作品で評価するのが第一ではあると思う。 しかし、中上健次を読みた...

王妃マリー・アントワネット (「知の再発見」双書)


エヴリーヌルヴェ 塚本哲也
¥ 1,575 通常24時間以内に発送
★★★★★

王妃マリー・アントワネット...
まず、ベルばらモードで読むコト♪つまらない教科書じゃナイんだから一挙一動、クソ真面目に物々しい史実だけを追って薀蓄垂れたい・・ナンテ方には不向きかしらん。 何故って、この本ったら、オーストリア皇女時代からのマリー・アントワネットの貴重かつラブリーな肖像画&エピソードがギッシリで、アントワネット好きなアタシとしては、満足の行く内容の完成度の高い一冊だと思うの。 でも、ただ、史実だけが無機質に知りたい方や革命派っぽい方が流れ作業的に読んでも、「?」って感じだと思う。 アタシ個人的には、ホント、レアなマリーの簡素ドレス&素髪姿の肖像トカ、すごーく好き♪あと、特記したいのは、王太子妃時代の16歳位のラブリーなアントワネットの肖像と、王妃になってからの1番有名なルヴラン夫人が描いた薔薇を持った25歳位のアントワネットの肖像なんだけど、→どっちも同じ様な水色系のドレスを着て、表情もほぼ一緒なのが、気にいりました。水色が1番好きだったのね♪と、安易に想像出来ちゃいます。余談だけど、ポリニャックさんったら、どことなく日本人みたいな顔だったのねって思ったわ。笑 アントワネットも黒髪が多い生粋のフランス...

ロンメル将軍―砂漠の狐 (PHP文庫)


柘植久慶
¥ 700 通常24時間以内に発送
★★★★★

ロンメル将軍―砂漠の狐 (...
よく調べられてますが,研究書というには物足りないしぃー ドイツ軍好きなら楽しめますし,たまには知らなかった事実 も発見できます。 コンパクトで良くまとまってますが,著者のこの手のノンフ ィクションは大学生の卒業論文みたいなレベルなんだな。深 さがもうちょっと欲しい。 とりわけ今回はロンメルという非常に有名人ですから,もう 少し掘り下げがないとね。

イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者 (講談社文庫)


ドウス昌代
¥ 790 通常24時間以内に発送
★★★★

イサム・ノグチ〈上〉―宿命...
読み応えがあり、満足です。特に、野口勇氏に関った人々への著者のインタビューが興味深く、この本に命を与えていると思います。 米国在住のノンフィクション作家が、日系米国人の彫刻家イサム・ノグチの生涯を丹念に取材した初の本格的評伝。日本人の父野口米次郎、米国人の母レオニーの非嫡出子として1904年ロサンゼルスに生まれる。赤子の彼を日本に連れて渡る時から「幼い頃から美への目を養い、やがては自分の思いを表現できる何らかの技術をその手につけてやりたい」と誓った母親の願いがすべての始まりであった。13歳の時、母親に従ってアメリカに帰り、その後ニューヨークを中心として彫刻の制作に励む。 1960年以降、建築家ゴードン・バンシャフトとの仕事が本格化、「大いなる始まり」の時代に入る。庭という小宇宙に活路を見出し、更に公共的仕事をする豊饒の季節を迎える。香川県牟礼に石の彫刻仕事場、よき石工との出会いがあった。 1985年、ニューヨークのロング・アイランド・シティにイサム・ノグチ庭園美術館がオープン。設立の趣旨を「われわれが生きた時代と重要な関わりを持ちながら展開してきた、私の仕事の全体像を見ていただき...

立花隆・100億年の旅 (朝日文庫)


立花隆
¥ 630 通常24時間以内に発送

立花隆・100億年の旅 (...
・・・

二十歳のころ〈1〉1937‐1958―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)


立花隆 東京大学教養学部立花隆ゼミ
¥ 820¥ 80¥ 1,000
★★★★★

二十歳のころ〈1〉1937...
この本には本当にさまざまな世界の人達の人生経験が詰まってます。読んでるとやる気がどんどん沸いてきて、無性にいろんなことがやりたくなってきます。そしてそれを思う存分やれるのが二十歳という年齢であることがこの本を通して実感できました。私は幸運なことに大学一回生のときこの本に出会うことができました。現在3回生ですが、回りはインターンシップどうするとか、資格の勉強してるとか、だんだん就職活動に向け動き出しています。でも多くの人はみんなそうしてるからというずいぶん受動的な動機で動いているように見えます。私はというと、この本の影響もあり今までいろんなことに挑戦して自分の将来象をきちんと定められるところまできました。でもまだまだ満足することなく、これからも!ろんな刺激を受けてこうと思ってます。もしこの本を読まずだらだらと大学生活をすごしていたら、とりあえず就職にいりそうだからとかそんな次元でしか行動がとれない情けない二十歳になっていたかもしれません。一人でも多くの大学生に人生を捉えるきっかけとしてお勧めします。本書は、各界の人たちに東京大学の学生がインタビューしたものであり、そのコンセプトは「二十...

エリザベート〈上〉―ハプスブルク家最後の皇女 (文春文庫)


塚本哲也
¥ 690 通常24時間以内に発送
★★★★

エリザベート〈上〉―ハプス...
有名な「エリザベート皇妃」の直系孫に当たる皇女エリザベートの伝記です。皇太子だった父親を早くに亡くし、祖父のフランツ皇帝に溺愛された少女時代から、一目惚れで(無理を通して)貴賎結婚をして皇女の身分を離れて以後の生活を丹念に追っています。一人の女性の生涯を追う事で当時の世界情勢を感じる事ができました。文庫の上下巻はやや冗長な気もしますが、歴史が好きな方にお勧めしたいです。

イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者


ドウス昌代
¥ 790 通常24時間以内に発送
★★★★

イサム・ノグチ〈下〉―宿命...
米国在住のノンフィクション作家が、日系米国人の彫刻家イサム・ノグチの生涯を丹念に取材した初の本格的評伝。日本人の父野口米次郎、米国人の母レオニーの非嫡出子として1904年ロサンゼルスに生まれる。赤子の彼を日本に連れて渡る時から「幼い頃から美への目を養い、やがては自分の思いを表現できる何らかの技術をその手につけてやりたい」と誓った母親の願いがすべての始まりであった。13歳の時、母親に従ってアメリカに帰り、その後ニューヨークを中心として彫刻の制作に励む。 1960年以降、建築家ゴードン・バンシャフトとの仕事が本格化、「大いなる始まり」の時代に入る。庭という小宇宙に活路を見出し、更に公共的仕事をする豊饒の季節を迎える。香川県牟礼に石の彫刻仕事場、よき石工との出会いがあった。 1985年、ニューヨークのロング・アイランド・シティにイサム・ノグチ庭園美術館がオープン。設立の趣旨を「われわれが生きた時代と重要な関わりを持ちながら展開してきた、私の仕事の全体像を見ていただきたいためです」と述べている。(同名の庭園美術館は香川県牟礼にも設立されている) 従来の彫刻家の枠をこえ、美術界でぶつか...

エリザベート〈下〉―ハプスブルク家最後の皇女 (文春文庫)


塚本哲也
¥ 690 通常24時間以内に発送
★★★★★

エリザベート〈下〉―ハプス...
エリザベート(上)の続きです。まず(上)は冒頭から読みやすく、歴史背景もわかりやすく書かれています。皇女であるのに歴史の流れには逆らうことのできない、一人の女性としての姿が印象的です。ハスブルグ家崩壊後、再婚相手の社民党闘士と寄り添って政治活動に励んでいた折、夫が政治犯として投獄される。生きて再開できる可能性の少ない中でも気丈に生きるエリザベート。そして感動の再開。読んだ後(いい意味で)不覚ため息が出ます。

「死への準備」日記 (文春文庫)


千葉敦子
¥ 420 通常24時間以内に発送
★★★★★

「死への準備」日記 (文春...
『よく死ぬことはよく生きることだ』とともに、本著をひもといた。前者のレヴューに小生が記述しているように、本著においても、著者は左より日本を憂いつつ、また女性の解放を痛々しいほどに願いつつ、また一ジャーナリストとして凄絶に仕事をこなしながら、昇天されるまでにわたる闘病記がこれである。私は、ふたたびその果敢なる人生の生き様に、思想信条をさしおいて、感動と熱涙にまみれたのであった。このような素晴らしい人とこそ、祖国日本の再生を願ってともに戦っていきたかったと、一学徒にしかすぎない私が僭越ながら思うほどの、それほどの熱い方が本著者である。先に紹介した著書とともに、この一度しかない人生の意味を改めて考え直すには、格好の著書に位置づけられよう。醫学の末席に携わる一学徒として、この魂の書をわれわれに残してくれた彼女に、私は最大限の賛辞と敬意、そして尊敬をもって、合掌とともに、深い感謝を著者の魂に捧げたい。悔いのない人生を送るにはどんな日々を送っていけばいいのかということを、深く考えさせられる。 著者の千葉さんは、深刻な状況のなかにあっても、決して流されず、悲嘆にくれるでもなく、確固たる考えと意志を...

皇妃エリザベート―ハプスブルクの美神 (知の再発見双書)


カトリーヌクレマン 塚本哲也
¥ 1,680 通常24時間以内に発送
★★★★★

皇妃エリザベート―ハプスブ...
エリザベートの美しさは写真という極めて客観的な資料で証明されていますが、 多くの人はヴィンターハルターの肖像画を想起するのではないでしょうか? 彼女が笑っている写真や肖像画はほとんどないということが、 彼女の苦悩を如実に語っています。 ワーカホリックの夫、子供の養育を一切させない姑、 彼女自身も乗馬や詩に没頭し自分のアイデンティティーを自分の美に追求する……。 皇妃というおとぎ話のような時代の立場にありながら、 彼女の悩みは21世紀を生きる現代女性のそれと何ら変わりない。 彼女の人気の秘密はそんなところにあるのかもしれません。知の再発見シリーズはどれも薄いけれど内容は濃く、イラストや写真が豊富ただこれだけいきなり読むとわからないことも多いある程度の予備知識があった上で読むととても面白い是非、副読本として読んで貰いたいと強く思う1冊です。豊富な写真やイラストが、雑誌のようにレイアウトされているのでとても読みやすく、飽きません。情報量も適度(この本の厚さから言ったら豊富と言えるかも)でキレイにまとまっています。美しい事で有名な女性ですが、華やかなだけではない彼女の人生を視覚でたどる事が...